初めて入院!事前に準備しておくべきものはなに?
初めて入院しなければならなくなったとき、とっさのことで何を準備すれば良いのか分からなくなることもありますよね?
特に予期しない緊急入院になると、病状の心配がありながら短時間で準備をしなくてはならないので動揺も大きいでしょう。
事前にゆとりがあるときでも、うっかり抜けてしまうものもあるものです。
今回は、そんな時に役立つ情報を紹介しています。
目次
入院には保証人が必要
入院する際には、連絡先だけではなく医療費の支払いに関して保証人の記載を求められます。
家族や親戚、友人など頼める方に書いてもらわなければなりません。
入院時に揃っていなくても数日後まで提出するように求められるので、あらかじめ頼める人を見つけておく必要がありますね。
限度額適用認定証を申請して病院へ提出しましょう
入院の際だけではなく外来でも高額な医療費がかかる場合には、高額療養費という制度があります。
限度額適用認定証を病院に提出すれば、限度額までの費用の負担で済むようになります。
限度額適用認定証は、国保なら市町村へ、それ以外は組合健保、協会けんぽへそれぞれ医療保険の種類によって申請先が異なって来ます。
限度額までの支払いで済む
限度額適用認定証があれば、所得に応じて限度額が決められているのでそれ以上の金額は負担をしなくて済むのでとても役立ちますよ。
自ら申請をしないと、通常の負担割合で支払うのでかなり負担がかかってしまいます。
身の回りの必需品
初めての入院となると身の回りの必需品をいろいろ揃えておかないと気になる方もいるでしょう。
病室次第ですが、一般的にはそれほどたくさんの衣類やタオルなどを持ち込んでも置き場所が限られているので、最低限にしておきましょう。
下着類、タオル類、洗面具、箸、割れないコップ、お湯のみ、ティッシュ、ウェットティッシュなどは準備しましょう。
病院で入院のセットを申込んでもOK
病院で上記のような必需品がセットになっているサービスを申込むこともできます。
1日にいくらという費用が設定されているので、後日、サービス会社から請求書が届いて振込むようになります。
便利なのは確かですが、長期になってしまうとそれだけ費用がかさんでくることも考えておかなくてはなりません。
治療中の方は薬を持参
忘れてはいけないものといえば、服用中の薬類です。
入院をすると、他の病院で治療中の場合、家族が変わって薬をもらいに行くこともできないと決められている医療機関もあるので手持ちの薬をすべて持って行きましょう。
お薬手帳を持参しておけば、入院先の病院でも把握しやすくなりますし、重複投与もありませんね。
お金
入院中にもちょっとした飲み物やテレビカードを買う程度のお金は持っておきましょう。
テレビカードは、1000円札があればスムーズに買えます。
飲み物などなら小銭を準備しておけばそれほど持っていても気にならないでしょう。
スリッパ・シューズ
入院中でうっかり忘れてしまいがちなのが、履物です。
スリッパやシューズを必ず準備しておきましょう。
高齢者など危険性があるとされる方なら、スリッパよりもシューズがおすすめです。
あると便利なもの
入院中には、記録をしておきたいことも結構あるものですので、ノートもあると便利です。
また、誓約書や説明書などの書類もあるのでクリアファイルがあれば汚さずまとめて置けますね。
小物をまとめられるポーチも、引き出しの整理やちょっと病室を離れるときにも持ちやすく便利ですよ。
まとめ
初めての入院では本人も家族も準備に悩んでしまい、結局、たくさん持ち込み過ぎて必要なものが抜け落ちてしまったということもありがちです。
できるだけシンプルに整理しておくためにも、最低限の準備をするようにしましょう。
入院費用は思いがけない負担になるものですから、限度額適用認定証を申請しておくのもお忘れなく。