赤ちゃんの首に湿疹が!原因と対策について解説します
赤ちゃんとの生活が始まって、わからないことばかりの毎日。
そんなときに赤ちゃんの首周りに赤い湿疹ができてしまった…。
こんな経験はありませんか?
赤ちゃんは皮脂の分泌が多く、顔や首、関節周りに湿疹やただれが出てくることが多いですが、首にできる湿疹の原因はいったい何なのでしょう?
今回は赤ちゃんの首に湿疹ができる原因と対策についてくわしくご紹介いたします。
目次
赤ちゃんの首は湿疹ができやすい!
赤ちゃんの首は皮膚が重なっており、そこに汗が溜まりやすいことや、ミルクが垂れてしまっていたり、蒸れたりしやすいので首は湿疹ができやすい場所です。
沐浴やお風呂で体を綺麗にしても重なっている皮膚の間は、なかなかきれいに汚れを洗い流すことができていなかったりするので垢が溜まってしまっていることもあります。
赤ちゃんの首周りにできる湿疹は一時的なものが多い
赤ちゃんの肌は肌のバリア機能が大人のように整っていないので湿疹がどうしてもできやすいです。
赤ちゃんは意外と汗をかきやすく、皮脂の分泌も多いですので新生児期から生後半年くらいまでは体のそこら中に湿疹ができる子もいます。
また全く湿疹ができない子もいます。
この一時的な湿疹のことを「乳児湿疹」と言います。
赤ちゃんの首の周りにできる乳児湿疹は、皮膚が赤くなってしまったり、ぶつぶつとニキビのようなものができたりし、かゆみはあまりありませんが、ひどい場合はかゆみを伴う場合があります。
首に「乳児湿疹」ができてしまっていたら?
首の乳児湿疹ができてしまったら、しっかりと沐浴やお風呂の時に石鹸を使って汚れを洗い落としてあげましょう。
赤ちゃんの首周りは洗いにくいので念入りにしっかりと良く洗ってあげることが大切です。
またお風呂上りの皮膚は大人と同様、赤ちゃんのっ皮膚も乾燥しやすくなっていますので、バスタオルで水分をふき取ってからベビーローションなどでしっかりと保湿をしてあげましょう。
お風呂上りだけではなく、朝起きたら蒸しタオルで体をふいてベビーローションで保湿してあげるとより清潔に保つことができます。
それでも治らない場合はどうしたらよいの?
赤ちゃんの首周りを清潔に保ち、沐浴やお風呂でしっかりと洗ってあげても湿疹が治らない場合は、小児科や皮膚科を受診して保湿剤や塗布薬をもらいましょう。
乳児湿疹の場合は、保湿剤を塗ってあげると比較的治りが早くなります。
ステロイド剤などの塗布薬は特に、医師に指示された使用方法をしっかりと守り塗ってあげましょう。
それでも治らない!アトピー性皮膚炎の可能性は?
乳児湿疹がなかなか治らない場合は、アトピー性皮膚炎の可能性があります。
乳児湿疹とアトピー性皮膚炎を見分けるのは、医師でも難しいと言われていますので、一定の時期を過ぎるまでは判断が難しいとされています。
乳児湿疹の場合ほとんどの赤ちゃんは生後半年くらいで皮脂の分泌も収まり湿疹も減ってきますので、赤ちゃんの体をしっかりと清潔に保ち様子を見ましょう。
アトピー性皮膚炎と診断されてしまっても焦らず、正しいケアをしてあげることが大切です。
赤ちゃんの肌は大人以上に敏感肌で少しの乾燥も赤ちゃんにとっては大きな問題です。
赤ちゃんのお幅を清潔に保つには、お父さんやお母さんがしっかりと赤ちゃんのお肌を清潔に保ってあげることがとても大切です。
お風呂や沐浴の時間に手でやさしく洗ってあげることも赤ちゃんとの大切なスキンシップになります。
いかがでしたか?
赤ちゃんの首に湿疹ができてしまう原因と湿疹ができてしまった時の対策についてご紹介しました。
可愛い赤ちゃんのためにもお肌を清潔に保ち、トラブルのないスベスベつるつる肌に導いてあげましょう。