すねが痒い!その原因と対策について解説します。
すねが痒い!ということはありませんか?
それには、いくつか考えられる原因があります。その原因と対策をご紹介していきます。
目次
すねが痒い!その原因は?
すねの痒みでお悩みの方は、自分の状態と置き換えて原因を確認してみて下さい。
乾燥からくる痒み
これは痒みの原因として一番ポピュラーなものかもしれません。
私たちの肌は、皮脂と角質層に外部の刺激から守られているのですが2つのバリアが正常に働くなる事で、肌に含まれた水分が蒸発してしまい、肌が乾燥してしまい痒くなります。
これはすねだけの話ではなく、体の皮膚すべてに当てはまります。
加齢からくる痒み
年齢を重ねるごとに、私達の肌はセラミドやコラーゲンなどの肌の柔らかさを維持する為の物質がどんどん減っていきます。
そのため、角質層は加齢とともに固く、はがれやすくなってしまうのです。
成熟しきっていない段階で角質層が剥がれ落ちてしまった肌は、バリア機能が低下し、痒みが出てしまうのです。
ムダ毛の処理の影響からくる痒み
ムダ毛の処理をする際、あなたは抜いていますか?それとも剃っていますか?
どちらの方法も、肌に少なからずダメージを与えてしまうのですが、
どちらかというと剃ったほうが肌への負担は少なくてすむでしょう。
「抜いたほうがきれいに見えるし、カミソリをあてるほうが肌に悪いんじゃない?」と思われがちですが、実は違うのです。
毛を抜く際に、肌の毛細血管が傷ついてしまったり毛包に細菌が入ったりしてしまいして、痒みの原因となってしまいます。
だからといってカミソリで一度に何度も同じ場所を剃ったり、力を入れたりしてはいけません。
ムダ毛の処理をする際は、肌を傷つけないように優しく行いましょう。
病気で、すねが痒い
ここまでご紹介してきた痒みの原因は主に乾燥からくるものでしたが、まれに、病気が原因で痒みが出てしまう場合もありますので、症状の一つとして、痒みが出てくる場合のある病名を挙げたいと思います。
・糖尿病
・腎不全
・原発性胆汁性肝硬変
人によって痒みが出る場合と出ない場合があるそうですが、こんな恐ろしい病気と、痒みが関係している事もあるなんて恐ろしいですよね。
痒みを起こさない為の対策とは
痒みの原因として、主な原因となっているのが「乾燥」と「加齢」からくる痒みです。
では、痒みを起こさない為にどのようにすればいいのが、具体例を紹介したいと思います。
1. お風呂の温度があまり高くならないように設定する
熱いお湯につかってじっくり体を温める…とても気持ちがいいし疲れが抜けますよね。
でも肌にとってはあまりよくありません。
温度が高いと、肌の水分が蒸発して乾燥してしまうのです。
37℃~40℃くらいのお湯の温度を心がけましょう。
2. こまめに保湿をする
顔の保湿やお手入れだけに力を入れてしまいがちですが、
体にも保湿をしてあげましょう。
敏感肌の方は、ベビーオイルを使って保湿をしてあげるのがおススメです。
3. お風呂でのムダ毛の処理をやめる
大半の方が入浴中にムダ毛の処理をしてしまっているのではないでしょうか?
「すぐに洗い流せるし、体を洗った石鹸で剃ってしまえばラクチン!」と思いますが、そこが落とし穴です。
まず、石鹸で剃るのは洗浄成分が強いため肌を痛めてしまいます。
また、お風呂場のような湿っぽい場所は菌の住処です。
処理した後の敏感な肌に菌がついてしまったら、肌が余計に傷ついてしまいます。
ムダ毛の処理をする際は、クリームや専用のシェービングクリームを使って、清潔な場所で優しく処理を行いましょう。
4. 適度な運動をする
「加齢からくる乾燥なんてどうしようもないんじゃ…」と諦めないでください。
日常生活に適度な運動を加える事によって、血流の流れが良くなり、身体のすみずみまで、栄養を行き渡すことが出来ます。
それによって加齢によって本来肌がもつ保湿成分の生成を促す効果も期待されます。
また、適度な運動は健康やストレス発散にもとても効果的な為、積極的に日常生活に取り入れる事をおススメします。
何事も原因を知ることが大切!
上記でいくつかの原因と対策をご紹介しましたが、何をしても改善されない場合や、痒み以外にも不安な症状がある場合は早めに病院を受診する事をおススメします。
「ただの痒みだから大丈夫」と言って放っておくと、後から大変な事になるかもしれません。
自分の体としっかり向き合い、体から発せられるサインを読み取る事でいつまでも健康な体を維持していきましょう。